「これ、温度を1度でも外したら終わりです。」医療系の荷物を運んだ日の話。
いつもは食品を運んでいます。
精肉、鮮魚、冷凍食品。
温度管理には、それなりに自信があります。
でも今回は、食品じゃありませんでした。
医療系の原料。
依頼を受けて、指定の温度を聞いた瞬間、「あ、これは違うな。」と思いました。
食品なら、多少の幅は許されることもあります。
でも今回は、その幅が、ほとんどない。
1度ずれたら、その荷物は、もう使えなくなるかもしれない。
そういう荷物でした。
正直に言うと、積み込みの時、いつもより手が慎重になっていました。
雑に置けない。
揺らせない。
温度計から、目を離せない。
走っている間も、ずっと庫内の温度を気にしていました。
福岡市内なので、距離は短い。
いつもなら、「近いから楽だな」と思うような案件です。
でも今回ばかりは、近いとか遠いとか、そういう話じゃありませんでした。
短い距離の中に、ずっと緊張がありました。
無事に届けて、温度の記録を見せて、相手が確認してくれて、「大丈夫です。」
その一言を聞いた時、ようやく肩の力が抜けました。
食品もそうですが、温度を守るというのは、ただ冷やせばいいという話ではありません。
その荷物にとっての「正解の温度」を、出発から到着まで、一度も外さないこと。
今回みたいな荷物を任せてもらえると、気は張りますが、やっぱり、運送屋としては嬉しいものです。
株式会社和運では、福岡を拠点に、食品はもちろん、温度指定のある荷物、取り扱いに気をつかう荷物の配送も行っています。
「これ、運べますか?」
そんな一言から、お気軽にご相談ください。
